aya-kobayashi-manita 's 翻訳 Try It !

『BRING ON TOMORROW』~ミュージカル『FAME』より~

book by Jose Fernandez / lyrics by Jacques Levy / Music by Steve Margoshes

from the musical Fame in 1995


BRING ON TOMORROW


We have arrived at a moment in our lives when the future passes into our hands.

We will find out, Are we really strong enough to fulfil what the future demand?

We can stand on the edge and look out into space and be awed by the wonders we see.

We can all make a pledge that the whole human race will become what we want it to be!

Bring on tomorrow. Let it shine like the sun coming up on a beautiful day. It's yours and mine.

We can make a difference. It's not too late. Bring on tomorrow. We can't wait!


Long long ago in a world we never made. We were children who were making believe.

Close your eyes. We were travelers in air. To a land we would not want to leave.

But this fairly tale land goes away as we grow and we all have to say our goodbyes.

And we now understand that this world that we know can be ours if we open our eyes.


明日を呼ぼう

人生の今日この地点に、私達はたどり着いた。未来が手の中に譲り渡されてくる、今日ここの場所。

そのうちわかるだろう。未来が求めるものを満たせる程、私達は本当に充分強いのか?

崖に立ち、大地を見渡す。目にする絶景に畏怖を感じる。

全ての人々は、目指すものに近づけるんだと、私達は皆、堅く約束出来るんだ!

明日を呼ぼう。そして、美しい日に太陽が昇るように、輝かせよう。それは、あなたのもの。私のもの。

違う事を造り出せる。遅い事はない。明日を呼ぼう。待てないよ!


遠い昔、まだ全く未知の世界で。私達は、信じられるものを作っている子供だった。

目を閉じて。私達は空気を彷徨う旅人だった。離れたくないと思える場所までの。

だけど、大人になって、このおとぎの国は行ってしまった。皆、さようならを言わなければならない。

そして、今、目を開きさえすれば、私達が知っているこの世界は、自分達のものなのだと、理解したんだ。


繰り返し


訳してみて:

 ミュージカル『FAME』は、NYのアートスクールで演劇、音楽、ダンスをそれぞれ専攻する高校生たちのストーリー。様々な人種や家庭環境、個性や才能が集い、共に成長してゆく様、更に、芸術という、センスとビジネスが混在する複雑な世界を子供達に教え、巣立たせる教師達の葛藤が描かれる。このナンバーは、卒業式で歌われる歌で、希望と不安定さを抱え羽ばたこうとする大人の入り口に立った生徒達と、それを見守る教師達の、合唱である。

 ラップやスパニッシュ、ロックやポップ等が入り混じるミュージカルで(このナンバーはゴスペル調)、初めて観劇した時は、それまでオーケストラかカラオケか、というミュージカルに慣れていた私には新鮮だった。設定が設定だけに、舞台上の役者さん達も、自分自身が一度は通ったお稽古の青春の道というような役柄を思う存分に伸び伸びと演じられていて、物凄いパワーだった事を覚えている。大衆的なリズムも、多種多様なアートが共存、時に融合し合う現代において、その様な若いエネルギーを乗せて表現するにはうってつけだと思う。

 こういう、夢を無我夢中で追いかけて、根拠もなく馬鹿みたいに生意気だったり、逆に挫折を味わい自信を失ったり自己を見つめ直したり、仲間同士切磋琢磨する青春時代、私は大好きだ。


aya-kobayashi-manita 's 翻訳 Try It ! ~pupils with heart~

こんにちは。学生時代、文化史と美術史を専攻した後(ロンドン留学含む)、美術館学芸業務補助を経て、カルチャースクール勤務。現在、在宅で翻訳の勉強中。主に、①芸術事の感想(展覧会、舞台、映画、小説など)、②英語で書かれた世界各国の美術館図録や美術評論、③英語圏の絵本や児童文学、文芸作品、④英語の歌詞、⑤趣味の朗読やよみきかせ、歌、⑥日常の散歩や旅行記、生活の一コマなど・・日英語で記してゆきたいです。

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