aya-kobayashi-manita 's 翻訳 Try It !

『Elaborate Lives』~ミュージカル『AIDA』より

music by Elton John, Lyrics by Tim Rice

Wonderland Music Company Inc, 1998


Elaborate Lives


We all lead such elaborate lives

wild ambitions in our sights

How an affair of the heart survives

Days apart and hurried nights

seems quite unbelievable to me

I don't want to live like that

Seems quite unbelievable to me

I don't want to love like that

I just want our time to be

Slower and gentler, wiser, free

We all live in extravagant times

Playing games we can't all win

Unintended emotional crimes

Take some out take others in


I'm so tired of all we're going through

I don't want to live like that

I'm so tired of all we're going through

I don't want to love like that

I just want to be with you

Now and forever, peaceful, true


This may not be the moment

to tell you face to face

But I could wait forever for

the perfect time and place


We all lead such elabrate lives

We don't know whose words are true

strangers, lovers, husbands, wives

Hard to know who's loving who


Too many choices tear us apart

I don't want to live like that


Too many choices tear us apart

I don't want to love like that

I just want to touch your heart


May this confession be the start.


人生の交錯


僕達は、皆、複雑すぎる絡み合いの人生を生きている。

それぞれ、無理なほどに叶えたい願いを抱えながら。

心情はどう捉えてゆけばいいのか。

日々はただ無駄に過ぎ、夜も落ち着けない。

そういうのは、僕は、どうしたって受け入れられないよ。

そんな風には生きたくないんだ。

そういうのは、僕は、どうしたって受け入れられないよ。

そんな風に愛を育んでいきたくはないんだ。

ただ、僕達の時間は、自然に委ねて。

ゆっくりと、優しく、賢く、自由に。

皆、大袈裟な時代を生きているから

誰もが勝ちえないゲームをしながら

予定外の感情の罪

何かを捨て、それを迎え入れる


皆、ひと通りの真似事はするけれど、そんなのにも僕はとても疲れたよ。

そんな風には生きたくないんだ。

皆、ひと通りの真似事はするけど、そんなのにも僕はとても疲れたよ。

そんな風に愛を育んでいきたくはないんだ。

ただ、君と一緒にいたい。

今も、永遠に、穏やかに、正直に。


今は、まだ、向き合って伝えるべき時ではないのかもしれない。

だけど僕は、永遠に待てるよ。完璧な時と場所が来るまで。


僕達は、皆、複雑すぎる絡み合いの人生を生きている。

誰の言葉が真実かなんて、わからない。

見知らぬ人、恋人、夫、妻、

誰が誰を愛しているかなんて、わかるわけがない。


ありすぎる選択肢が、僕達を引き離す。

そんな風に愛を育んでいきたくはないんだ。


ありすぎる選択肢が、僕達を引き離す。

そんな風に愛を育んでいきたくはないんだ。

ただ、君の心の内に触れたいんだ。


この告白を、始まりにしよう。


訳してみて:

 劇団四季さんの、当然ですが素敵すぎる翻訳とパフォーマンスを、既にYOUTUBEで拝見できるので(是非、ご覧になってみてください!)、それと、実際の作品観劇、更に、常に感傷的なまでにロマンチックで、いつでも聞く人の心を打つ歌詞を書くエルトン・ジョンを思い出しながら、参考にしながら、訳してみましたが、非常に難しかったです。壮大すぎるラブソングに思えます。

 ミュージカル『アイーダ』は、かの有名な、ベルディのオペラ『アイーダ』のミュージカル版。時の大国エジプトを牽引する、将来有望なエリート戦士の青年と、エジプトに征服された小国ながら誇り高いヌピア国の女王の、許されない恋物語。ロミオとジュリエットのような二人のお話しだが、ただの悲劇のラブロマンスではなく、そこに、時も場所も越えた、運命の出会い、出会うべくして出会う、いつ、どんな時代でも、生まれ変わって、出会えば惹かれ合い、結ばれるべき宿命の恋人たちの物語、というような、正に壮大すぎる人間模様が編み込まれている。何があっても、例えば、時代の波に翻弄され引き離されようと、例えばどんな恋敵やどんな立場による制約がのしかかろうと、神のいたずらにより、また出会い、結ばれる、そのような因果というか、輪廻転生というか、運命の恋人、というような、愛の尊さがうかがい知れる。

 日々、忙殺されて、周りの環境や時代の影響に振り回されて、そのような中で流れて流されて、無駄な恋愛を繰り広げては自分を見失ってゆくのではなく、自己をしっかりと見つめ、保ち、自分の時間軸の中で、待つべき人に出会いたい、そして、二人の時間を紡いでゆきたい、という、エルトン・ジョンの理想や願いも感じられる。



 















aya-kobayashi-manita 's 翻訳 Try It ! ~pupils with heart~

こんにちは。学生時代、文化史と美術史を専攻した後(ロンドン留学含む)、美術館学芸業務補助を経て、カルチャースクール勤務。現在、在宅で翻訳の勉強中。主に、①芸術事の感想(展覧会、舞台、映画、小説など)、②英語で書かれた世界各国の美術館図録や美術評論、③英語圏の絵本や児童文学、文芸作品、④英語の歌詞、⑤趣味の朗読やよみきかせ、歌、⑥日常の散歩や旅行記、生活の一コマなど・・日英語で記してゆきたいです。

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