かぐや姫大作戦!~the road to Tokyo 2020?~
先日、ご近所の農家さんからタケノコを頂いた。なんて立派なタケノコ!スーパーで買わずに待った甲斐があった♪ 有難うございます!
しかし、この『タケノコ』というもの・・・・まず、米と米の研ぎ汁でゆがく。それから・・・・剥く!剥く!剥く!剥く!皮をはいではいではいで・・・・
・・・段々、心配になってきた・・・これはラッキョウか?キャベツか?いつまで剥きゃあいーんだ!?あの、スーパーでフクフクと真空パックに入れられ水煮で売られている、いわゆるあのタケノコは、ありゃあなんだ!?
そうだそうだ、タケノコと言えば、かのかぐや姫が眠っていたーやっぱり玉のような可愛いお姫様というのは、この様に何枚も何枚もおくるみ着せられて、大事大事にすやすやと寝かせられているものなのだ。そんなあばずれのアッパッパー一枚でスポンと居られてはお姫様の名がすたる。そう、十二単のように・・・
だいたい、桃太郎なんて、スパーンと桃割りゃああっという間に包み隠さずおぎゃあと産まれ、浦島太郎なんざ亀に乗って素潜り状態、挙句の果てに遊び惚けてのご帰還。金太郎なんざは金時山で熊と相撲取ってれば宜しい。こちらはタケノコ、かぐや姫。女の子はそうはいかないのである。キレイキレイに着飾り中身も奥ゆかしくなかなか本当の姿というものを恥じらい見せず・・・
・・・それにしても、これはサギではないか・・・??一体、どんだけめかしこんで着飾り立てて、出てきた中身はほんの食べられもしない細っちい物では、いくらなんでも、大和撫子と言えども、ある意味、一種の詐欺ではないのか??騙しすぎだろー!!
・・・などと一抹の焦燥や苛立ちのつぶやきを感じつつ、更に皮を剥き続け・・・
ツルン!
ツルン!
ツルルン!
出た!かぐや姫!?・・・というかー・・・もう、仏の子!の様な・・・もはや東南アジアの仏舎利の様な有難さ。
皮の山。
え?私の腕が悪いの・・・??
いやいや、かぐや姫、こんなに自分を守ってカバーして出し惜しみして、結局出てきたものが、このニョロニョロでは・・・
いやいや、最終的に仏の子のやうで、愛おしくもあるが・・・
だから彼女、あんなに男を(しかも最高級クラスの殿方を)手玉に取っては無理難題ふっかけてはもて遊んでは、騙してちゃっかり月へと帰ってしまったのか・・・
いやいや、現代の姫たるもの、言ったって、かぐや姫とは日本の年代不詳の古の女であり、今や女も筋肉の時代?陸上選手やビーチバレー選手を見て御覧なさい。あんなにユニフォームたった一枚で、大胆に肌もあらわでも、誰も近づけない程の神々しさ、肉体美!ストイックで男にも負けない心・技・体。
筋肉だけど言わず、女の見せ方は変わったのかもしれない。キャットウオークするモデルさんしかり、着こんでいた鎧の武器である着ぐるみを潔くもバッと脱ぎ捨て、輝く私を見てと言わんばかりのスタイルやポーズ。服で魅せるのではなく、服を着こなす私。身に付ける物など関係ない!衣服に頼らず、さらけ出しても美しい私!そして、誰にも手出しは出来ない程の努力のオーラ。
ーうーん・・・これぞ2020年の姫の姿、有り方か・・・??姫は、変わるのである!
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